自閉スペクトラム症(ASD)

家族に「自閉スペクトラム症」がいます。20歳の娘です。世間での認知度はまだまだ低いような気がしますので、ここでいろいろ説明や対策などを書いていこうと思ってます。

急に黙って(フリーズ)しまう

自閉スペクトラム症(ASD)は、夢中になると話し続けてしまうという特徴をもった反面、
会話の途中で急に黙ってしまうことがよくあります。

 
「フリーズ」という表現をする時もあります。

理由は、相手の話を理解するのに時間がかかるという自閉スペクトラム症(ASD)の特性のためです。

 

理解するのに必死になり無言になります。

 

相手は「急に黙ってしまってどうしてしまったの?」と思ってしまいます。

 

それと、私も日頃から感じているのですが、自閉スペクトラム症(ASD)の人は滑舌が悪い人が多いです。

 

興味の幅も狭いですから、自分の興味のない話はうわの空です。

 

人が話をしてても、急に黙りこくってしまったり、よそ見をしてしまったりするのはこういったことのためです。

馴れている人や、信頼できる人には「ちょっと待って」「わからなくなった」など教えてくれます。
あまり親しくない人だと黙ってしまいます。

ただ、この「フリーズ状態」の時は本人は自分の状況がわかっていません。

後で聞くとフリーズしたことを覚えてない時もあります。

周りが「え?どうしたの?」となっていても、考えることに夢中ですので、気付きません。

こうゆう時は、肩をやさしくポンポンと叩いてあげて、「もういいんだよ」
やさしく話しかけてください。