自閉スペクトラム症(ASD)の特徴
自閉スペクトラム症(ASD)について正しく理解していきましょう。
原因は脳の機能障害
自閉スペクトラム症(ASD)の原因は、生まれつき持った脳機能の不全です。
・遺伝により脳の機能障害が引き継がれる
・妊娠中の薬の影響
・出産時の脳へのダメージ
などが原因と言われています
決して、子供の頃の育て方やしつけ方は関係ありません、
うつ病のようないわゆる「心の病気」でもありません。
大人になってから発症する人もいません。
大人になるまで気付かない
ただ、症状に気づくのは、大人になって周りの人が先に気付き
教えてくれたり、病院を進められて気付く人が多いそうです。
子供の頃は自閉スペクトラム症(ASD)の症状が出ても、
逃げ場があるので「ちょっと変わった子」くらいの認識で終わってしまいがちです。
ですが社会に出ると逃げ場がなかったり、監視されてたり、
「ちょっと変わった人」では済まなくなるのです
知能障害はない
自閉スペクトラム症(ASD)は知能障害や言語障害はありません。
興味があると、とことんやり続けてしまうので
「凄いもの知り」だったり、「学校の成績はいい」という方も多いです。
自閉スペクトラム症(ASD)の人が犯罪を起こしやすい?
これもよく言われてることですが、そんな統計はありません。
ただ、「こうするとこうなる」という考えが苦手なため、
犯罪等に巻き込まれる可能性は
高いかもしれません。