自閉スペクトラム症(ASD)

家族に「自閉スペクトラム症」がいます。20歳の娘です。世間での認知度はまだまだ低いような気がしますので、ここでいろいろ説明や対策などを書いていこうと思ってます。

自閉スペクトラム症(ASD)の特徴

自閉スペクトラム症(ASD)について正しく理解していきましょう。 

原因は脳の機能障害

自閉スペクトラム症(ASD)の原因は、生まれつき持った脳機能の不全です。

 

 ・遺伝により脳の機能障害が引き継がれる
 ・妊娠中の薬の影響
 ・出産時の脳へのダメージ
 
などが原因と言われています

 

決して、子供の頃の育て方やしつけ方は関係ありません、
うつ病のようないわゆる「心の病気」でもありません。

 
大人になってから発症する人もいません。

大人になるまで気付かない

自閉スペクトラム症(ASD)は生まれ付き持っています。

 

ただ、症状に気づくのは、大人になって周りの人が先に気付き
教えてくれたり、病院を進められて気付く人が多いそうです。

 

子供の頃は自閉スペクトラム症(ASD)の症状が出ても、
逃げ場があるので「ちょっと変わった子」くらいの認識で終わってしまいがちです。

ですが社会に出ると逃げ場がなかったり、監視されてたり、
「ちょっと変わった人」では済まなくなるのです

 

知能障害はない

 自閉スペクトラム症(ASD)は知能障害や言語障害はありません。

 

むしろ自閉スペクトラム症(ASD)の特性上、

興味があると、とことんやり続けてしまうので
「凄いもの知り」だったり、「学校の成績はいい」という方も多いです。

 

自閉スペクトラム症(ASD)の人が犯罪を起こしやすい?

これもよく言われてることですが、そんな統計はありません。

ただ、「こうするとこうなる」という考えが苦手なため、

犯罪等に巻き込まれる可能性は

高いかもしれません。