自閉スペクトラム症(ASD)

家族に「自閉スペクトラム症」がいます。20歳の娘です。世間での認知度はまだまだ低いような気がしますので、ここでいろいろ説明や対策などを書いていこうと思ってます。

自閉スペクトラム症(ASD) の方への適切な指示の仕方

自閉スペクトラム症(ASD)の方への適切な指示の仕方を紹介します。

 

 あいまいな言葉、「あれ」「これ」「だいたい」「ちょっと」「しばらく」「適当に」といった言葉、あいまいな期日や量、あいまいな手順で指示されると自閉スペクトラム症(ASD)の人は困ってしまいます。

 

 「これいい感じでやっておいて」といった表現だと、何をやっていいかわかりません。

 

 自分勝手なやり方で失敗してしまうかもしれません。

 

適切な指示の仕方

 

 次のことに気をつけて指示してあげるとアスペルガーの方も助かります。

 

  • 一度に複数の作業をさせない。
  • 1つずつ作業を頼む。
  • 必要なことだけを伝える。
  • 文字や図などで伝えると理解されやすい。
  • あいまいな表現を避ける。
  • 5W2Hを伝える。できるだけ具体的に指示する。
  • ミスしてもしからない。
  • 「きちんと」「適切に」といった抽象的な言葉は使わない。
  • 変更が生じたら、その後の予定や見通しを伝える。

 

 

 5W2Hを明確にした指示は、誤解を防ぎ、効率的に仕事を進めるうえでも大切です。

 

 アスペルガーの方は反復作業を得意とします。

 

 特に興味を示した作業には驚異的な力を発揮します。

 

 素晴らしい成果を生むことも往々にしてありますので、適切な指示をするよう心がけましょう。